朝。
雨戸。
雨の音。
ようやく、自分専用のMacを買う。これで、少しは仕事になるかと思いますが、まだ、仕事になるほど本やもろもろの紙々が集まってはおりません。もともと市場でもぼんやりしている方ですが、近頃はいっそう虚ろな気持ちで、どんな本どんな紙を買えばよいのか、いまいちピントが絞れていません。本棚に本が並んでいて、そこにえっちらおっちら同じ｀はぐち｀のものを継ぎ足し継ぎ足ししてゆくのが古本屋の暮らしですので、元になる本の塊がなければ、何をどう買えばいいのか分かりづらくなってしまうのです。
ですからお客様、どんなジャンルでもかまいませんので山のような本や紙々をお売りください。その塊から、新しい本棚を成長させてゆけたらええのになあと、雨模様の空を見上げながら考えております。
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