(モーリス・ブランショ 書物の不在 第一版=生の朱色本と第二版=死の鉄色本。
書物とは、経験に先だって知を支える条件なのだ。経験に先だって書物の非人称的な記憶というものがすでに存在していなければ、誰も何も知ることはできないだろう。
月曜社刊 中山元訳)
まあ、ブランショと云ったってわたしにはチンプンカンプンなんですが、枕元にこのような素晴らしい装幀の哲学的な書物を積んどくだけで、自分が、世界のなんかを知るための旅、に出るための船、に乗るための岸辺で、意味深い波の音を聞いているような気がしてくるのです。実際には、こくりこくりと居眠りしているのですが……。
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