身長１７９cm。顔面３０cm。全連総会の集合写真を見て、倉地くんやサンコーさんの象ちゃんの髪型がおかしいという言葉にようやく納得がいきました。事務の吉川氏いわくスフィンクスみたい。永遠の時を見つめる謎掛けの化け物はわたしの好むところですが、身長と顔面の比率5,966：1、このバランスは、一般的な人間に比してどうなのだろうか？……。とにかく、そのような外形のものの内側に善きものと悪しきものが渾然一体となって渦巻いていて、その不定形の何ものかが海の中から空を見上げているように春の道端の光を眺めている。はたして、この人は誰であろうか？光の中で身動きもしないこのアンバランスな生き物はなんであろうか？などとまるで他人事のように考えながら、このものがまだ発しない美しい言葉がこの内側のどこかに眠っているのではないかと、探すと云うよりも、待っているような状態。
……。などと半ば眠りながら考えていると長崎県諫早市の客様より「中国篆刻叢刊」が送られてまいりました。思っていたよりも状態はよくありませんでしたが、長崎は母の故郷でもあり、そこから送られて来た本を安く買う訳にはゆかず、電話で査定した通りの金額で引き取ることにいたしました。ありがとうございます。頑張って商いいたします。
