象々の素敵な日記

象々の素敵な日記

鈴の音。

何の金属で出来ているのかとにかく金や銀ではありません。鈍く光りながら手に持って振ってみると少し乾いたようなそれでいて遠くの水脈を教えているような微か...

鈴の音。
古本屋の日記 2011年8月25日

腹立ちと反省。

近くのバーでフルカワと偶然出くわす。しばらく話を聞いていいて、だんだん腹が立ってきて、帰る。   随分と失礼なことを云って以来話さなかった**さんに...

古本屋の日記 2011年8月24日

浅瀬で、深まってゆくもの。

幸せは皆一(ひと)色だけど 不幸せはそれぞれ違った色をしている……。 (夢千代の言葉)   今日の古書会館の午後4時頃は、だんだんと近づいてくる雨雲...

古本屋の日記 2011年8月23日

虚無への、供物。

古本屋は、虚しいモノになにかを捧げつづける、とても宗教的な存在なのだと、朝、目覚めてから、市場の準備に向かう間……歯を磨きながら早く歯医者に行かない...

古本屋の日記 2011年8月23日

秋の声。

秋の虫の声を聞いたような気がするけれど勘違いかもしれない。あるいはただの耳鳴りをそんなセンチメンタルなモノと聞き間違えたのかも。古本屋のおっさんは、...

古本屋の日記 2011年8月22日

手紙

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は 自分の声を 信じ歩けばいいの 大人の僕も 傷ついて 眠れない夜はあるけど 苦くて甘い今を生きてい...

古本屋の日記 2011年8月21日

なつになにかをとりそこねる。

するりと、なにかが手から滑り落ちた。なんだったか、よくは見えなかったけれど。

古本屋の日記 2011年8月19日

古本業界の専門用語としての、ピコピコ。

数ある古本業界の専門用語の中でもピコピコは最新の、出来たてほやほやの言葉です。古本のキャリアが長いおっさんでも、ピコピコは、解らんかもしれんねえ。エ...

古本屋の日記 2011年8月18日

EIGHT BOOKSエイトブックスのブログ

数日前の昼寝の夢の中で厚生君のニッカポッカを一緒に眺めていたエイト君がブログを始めました。これは、夢でも魔法でもない話。古本買取グーグル検索の神7を...

古本屋の日記 2011年8月18日

夢千代日記

待ちに待ったNHKドラマ人間模様夢千代日記のDVDが届いたので、今年の夏はもう大丈夫。僕も本当は余部の鉄橋の向こうの、裏日本の悲しい人たちと小さな声...

古本屋の日記 2011年8月17日

美術書(画集 作品集 図録 技法書 エッセイ 評論)の出張買取

古書象々では全国の皆様からの古本や古道具、古美術品に関するご相談をお受けいたしております。一冊の本についての小さな疑問から引っ越しや事務所整理に伴...

出張買取 2011年8月17日

午睡〜のんきな暮らし。

厚生君がニッカポッカをはいて組合に来たのをエイトくんと眺めている。「厚生もなかなかやるなあ」とかなんとかいいながら、「あれは前から見たら普通のズボン...

古本屋の日記 2011年8月16日

終戦というか敗戦というか……。

本当は、終戦と云うか敗戦というかなんだか訳のわからないモノに対して今日はこのブログで一席打(ぶ)とうと思っていたのですが、3番目の姉の、勢いのあるト...

古本屋の日記 2011年8月15日

拾い読み

本がその居場所を移す過程でもっとも幸せな時期が書店の棚に挿されているあいだなのだ。本が読者の手にわたってしまえば、一度読まれたあとはしまいこまれてし...

古本屋の日記 2011年8月14日

建築雑誌の山に囲まれて……お盆です。

世はお盆休み、ということですが、象々は一歩も外に出ず、先日引き取らせていただいた建築、インテリア関係の雑誌の山と格闘しています。組合の倉庫がお休みな...

古本屋の日記 2011年8月13日

バナナのうた。

どんなに暑くともあまりその暑さを話題にはしたくないのですが、さすがに今年の暑さは、どうにもこうにも暑さのことしか話題に出来ないくらいに暑い。二日酔い...

古本屋の日記 2011年8月12日

やっぱり呑むのだねえ。

喜多さんの新しい試みのプレオープン。三休橋筋でなんだか呑み屋のようです。うまくゆきますようにと願いつつ、結局無料(タダ)ビール無料(タダ)ワイン。

古本屋の日記 2011年8月11日

山本五十六の書額

(工藝版のようですが、なかなか立派な額です。)   あやうく、本物だと思って高い札を入れそうになりましたが、薄い、消えてなくなりそうな落款と皇紀26...

山本五十六の書額
古本屋の日記 2011年8月10日

一日の隙間に。

どんどんダメになってゆくとどうなるかと云えば、そりゃあもちろんどんどん明るくなってゆくのさ。 詠み人知らず   夕暮れ時にフルカワが窓の外から象ちゃ...

古本屋の日記 2011年8月9日

灯火管制用電球の灯りの下で。

(マツダの灯火管制用電球)   今日は長崎の原爆の日で、あれは灯火管制も何も、明るい昼日中にやられたのだから、もう話にならない。白昼堂々と日本の空を...

灯火管制用電球の灯りの下で。
古本屋の日記 2011年8月9日