象々の素敵な日記 古本屋の日記

古本屋の日記

人に会わない人の話。

「伊予のなにがしというところにしるべがあるのでそこへ行きたい。こういう業病で人の歩く道をまともに歩けず、こういう道を歩いてきたのだが、四国には自分の...

古本屋の日記 2016年9月18日

遅れてきた十五夜〜萬巻30号記念号。☆◯

古書象々も少しだけ協力させていただいた大阪古書研究会の目録「萬巻30号記念号」が今日届きました。 自分とこの`ドクサレ`なページはさておき、研究会...

古本屋の日記 2016年9月17日

折々の東横堀。大阪人。

我が愛する東横堀ですが、すでに雑誌大阪人にて特集されておりました。 昨日の買取より 大阪人2008年11月号特集東横堀川 中を見るとアトリエ箱庭な...

古本屋の日記 2016年9月16日

引っ越し

14、5回目の引っ越しを思い立ちあれこれ見て回っているのですがなかなかよいものが見つかりません。瓦町の事務所にチャリで通えて、本や服の在庫を積んどく...

古本屋の日記 2016年9月12日

真山青果ー小村雪岱 盲魚

中は読まないのですが、「盲魚」とはよいタイトルだなあと思いながら眺めております。地味ながら、小村雪岱装丁。 お問い合わせはこちらから。

古本屋の日記 2016年9月7日

クライン文庫。

昨夜天の声氏とイギリスでウイスキー。 久しぶりにクライン文庫フルカワトシマサの話になる。 多く人の評価はどうあれ、わたしは今でもフルカワを高く評...

古本屋の日記 2016年9月4日

津軽 詩・文・写真集

「ね、なぜ旅に出るの?」「苦しいからさ。」「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちつとも信用できません。」「正岡子規三十六、尾崎紅葉三十七、斎藤緑雨三...

津軽 詩・文・写真集
古本屋の日記 2016年9月3日

サンカの本。。

唐突ですが…。 三角寛「サンカの社会」のかなりの部分が小説家の逞しい想像力による創作だとしても、そこに掲載されている写真が魅力的な事に変わりはありま...

古本屋の日記 2016年9月1日

久坂葉子遺作集「私はこんな女である」

夜、ジャイナ教の本を読んでいるとふと「悪霊」のキリーロフのことを思い出しその半狂乱の最後を非常に残念に思う。やっぱり無理なのかな。 それから、二十一...

久坂葉子遺作集「私はこんな女である」
古本屋の日記 2016年8月31日

グラハム・サザーランドのリトグラフ。

テレビの占いでは今日はあまりよい一日ではないようです。 ぱっと手に取った本を開くとグラハム・サザーランドのリトグラフ。 明るい色彩のおかげで黒がより...

グラハム・サザーランドのリトグラフ。
古本屋の日記 2016年8月30日

日本モダニズム叢書第一期、現代の芸術と批評叢書第一回配本全八巻、の面々。

土砂降りの雨の中歩いて本町のデザイン事務所へ出張査定。靴、靴下、わたしの心など、びしょ濡れになる。 事務所へ戻り、裸足になって本のご紹介。 函に...

古本屋の日記 2016年8月29日

Kobo Abe as Photographer安部公房写真展。。

台風の影響でしょうか?どんよりとしたお天気です。 夏が遠ざかりつつあります。同時に、自分の中のなんかも遠ざかりつつあるように思われます。 おっさんの...

古本屋の日記 2016年8月28日

版画芸術21、李禹煥。

暑い空気の中にちょこっと秋の気配を感じることができるような気がしてきましたが、それは、わたしの希望が生み出す 錯覚でしょうか。 久しぶりに事務所。ぱ...

版画芸術21、李禹煥。
古本屋の日記 2016年8月25日

光景

大きな居酒屋のカウンターに座りビールジョッキを洗う女の子をぼんやり眺める。その、無心にビールジョッキを洗っている女の子の姿を美しいと思う。ビールジョ...

古本屋の日記 2016年8月22日

黙々と働く。

自分で云うのもなんですが、ここんとこ、非常によく働いているように思います。働くと、余計な事を(…なんで生きているんだろうか、とか)考えなくなりますの...

古本屋の日記 2016年8月19日

ボッチョーニ ドム。

xxe siecle No.42より〜ボッチョーニ「空間における連続性の唯一の形態」 ぱらぱらと古い美術書のページを捲っていると久々にボッチョー...

古本屋の日記 2016年8月16日

盆休み。

今日もなんか仕事をしようかと思いましたがさすがに少し疲れているような気がしたので早めに星田の実家に帰りだらだらとビールを飲みながら久坂葉子の小説を読...

古本屋の日記 2016年8月14日

浅野竹二木版画「同志社雨後」

長尾君来阪により少々二日酔いですが、お盆も黙々と働いております。 本日は盆明けに締め切りの目録「萬巻」の原稿作成。いつもぐずぐずして作業がなかなか進...

古本屋の日記 2016年8月13日

折々の東横堀。行方不明。

朝から厚生くんが行方不明ということでプチ騒動となるも昼前には発見される。 夕方、組合より昨日の市場での不明品のメール。おや?その行方不明にわたしが...

古本屋の日記 2016年8月9日

夏の問答

ごろんとソファーに寝そべり、ぼんやりと↓ このモノを眺めているとふと、「なんでワシここにおんねやろうか?」という問いが口をつく。 ──なんでここ...

古本屋の日記 2016年8月6日