象々の素敵な日記 古本屋の日記

古本屋の日記

市場から市場へ(霊的に)

今日も、明日も、明後日も、市場。こう、本ばかり見て、よく飽きないなあと、自分でも思います。先日の古典籍の市場から、文庫本や漫画、エロ本なんかを一山い...

古本屋の日記 2011年6月13日

空堀通りの古本屋には空気入れが置いてあります。

僕は、古本屋の店先に置かれた空気入れです。「ご自由にお使い下さいーー」暇な店主の、集客作戦の一環。困った自転車を、助けたい、というより、助けたげるか...

古本屋の日記 2011年6月12日

和本の日

雨です。今日は、主に江戸時代以前の和本や写本、浮世絵などを専門に扱う市場の、お手伝いです。まあるく囲ったテーブルの上を、百年の埃を吸った和の書物達が...

古本屋の日記 2011年6月11日

おばさんと掛軸

Vサインの変なおばさんが写した名も知らぬ黄色い花畑の風景を見たあと、お客様のところで、なかなかの、美人の掛軸などを見せていただく。欲しいなあと思いな...

古本屋の日記 2011年6月10日

恥ずかしながら。

店の片付けを、珍しく。埃っぽい本をはたいて、あちこち転がった段ボール箱やなんやを、まとめて、と。と。おや、ボロい箱の隙間から見覚えのあるファイル。ニ...

古本屋の日記 2011年6月9日

もうすぐ夏です。

古本屋のおっさんは、少しからだを力ませ、顔を、やや紅潮させ、なにか話したかな、と思う間もなく否定され、行く道がなくなって、怒って出て行った。パン、と...

古本屋の日記 2011年6月8日

身軽に生きる

昨日のこと。 ホームページにもっと色々な本を載せようと、張り切って市場へ。普段、あまり買わないような本にも、思い切って入札。僅かですが、落札すること...

古本屋の日記 2011年6月7日

探し物はなんですか?

これは、暗い話ではない。 今気づいたのですが、昨日、どこかに、数万円分の切手を、置き忘れてしまいました。本を発送するのに使おうと、安く売りに出たのを...

古本屋の日記 2011年6月6日

今日の一冊は箸です。

箸は、一冊とは云いませんが、根が本屋ですのでご勘弁を。 「石榴子園ー白竹菓子箸」 箸と云っても、そこらの箸とはちがいます。鉄筆彫刻の名工市川銕琅の作...

今日の一冊は箸です。
古本屋の日記 2011年6月5日

古書研へ

今日は、梁山泊の草太くんに叱られましたので、大阪古書研究会のブログの方へ、書き込みました。別のことを書こうかとも思いましたが、焼き鳥屋で一杯やった後...

古本屋の日記 2011年6月4日

さて。

今日は、お隣のクラフトアーツ天さんで、一杯いただきました。ありがとう。割と(というか、いつもというか)、好き放題、話したけど、別に、本心ではありませ...

古本屋の日記 2011年6月3日

グッピー・クッキー

昨夜のこと。同業の天の声氏、竹の声氏、暗い声氏、とともに、あの「グッピー・クッキー」で有名な堂垣園江先生と一杯。いや、二杯、三杯、今何杯、と言った状...

グッピー・クッキー
古本屋の日記 2011年6月2日

お狐様

毎月一日と十五日は近所の小さなお稲荷さん「石丸大神」さまの、お掃除をする日です。ご近所が半年ずつ持ち回りでやるのですが、案外、象々はこのお役目が大好...

お狐様
古本屋の日記 2011年6月1日

狭き門

狭き門より入れ。滅びに至る門は大きく、その道は広いーマタイによる福音書 厚生君に「トーンが、全体的に暗い。自らお客さんを限定してしまってる。あれでは...

古本屋の日記 2011年5月31日

転向生

怖い夢を見た。暴風雨の中、ファム・アンコークという反重力的な女が僕を追いかけてくるのだ。顔は、判らない。ぺたっぺたっ、と、サンダルを引きずって、もの...

古本屋の日記 2011年5月30日

さらに、雨。

段々暖かくなってきて、こう、雨ばかり降ると、あいつのことが気になる。百足(ムカデ)。土間だからね、うちは、居心地いいんだ、ゲジ公には。あの、ぎらんと...

古本屋の日記 2011年5月29日

イルプル。

なかなか、目が覚めない。起きないのは、起きる必要がないから。なにも、することがない。なかなか、眠りから逃れることが出来ない。なにかすることがあれば、...

古本屋の日記 2011年5月28日

煎茶とフルカワ

山本竹龍斎の仙楳に、平井汲哉が、近藤尺天の歌、生田花朝女の三角柏の絵を彫った、のを、雨がえらく降るなあと思いながら眺めていると、フルカワから電話。良...

古本屋の日記 2011年5月27日

象さん、象さん。

わたしを見つめる象をみつめる。どうも、ここ数日、うまく、物事が運ばない、ような気がするだけで、もともと何も、うまくいってはいない。そんなに見つめられ...

象さん、象さん。
古本屋の日記 2011年5月26日

大阪市内へ行くついでに、古本を買い取ってもらえたら、

こんなにうれしいことはありませんね、みなさん。お出かけの際には紙袋に必要のなくなった本を入れて、地下鉄松屋町駅近くの古書象々へ持ち込んでみましょ う...

古本屋の日記 2011年5月25日