家の人から、こけし学校が一回で終わってしまうのではないかと尻を蹴飛ばされましたので、がんばって、2回目です。まあ、学校なんて云うんで、なんとなく勉強しなくちゃいけないような気がして、なんとなく、億劫になるわけです。昔も今も、勉強は、つまんねえ。要するに、我が家のこけし達の姿を、紹介したいだけなのです。
ニィと笑った目元が素敵な、こちらは肘折系の名工、奥山喜代治(1905−1972)の作品です。高さ21cmほど。頭でっかちに、スリムな胴体。赤一色の、素朴な描彩です。我が家のこけしは、大体、このくらいのサイズのものが多いですね。胴の模様も、単純なものが多いようです。肘折系がなんだとか、あれがこうだとかは、それぞれ勝手に予習復習して下さい。古本屋で、本を買って、それでね。……、では、今日は、おしまいです。さいなら。