わたしはわたしを
なるほどわたしは人を不愉快にすることも多いであろうと思う。口から、というより、口だけが生きているような人間であるから。ただ、わたしが、わたしの話していることを聞いているかぎりは、だいたいは、だいたいな感じで、ほとんど冗談のような話ししかしていないと思うのですが、そのテキトーさが、人によっては、非常に腹立たしい不愉快なものと、思えるのでしょう。か?そうだ。わたしはわたしを反省する。けれど、わたしはやはり変わらないと思う。わたしは人から見て感じのわるいわたしを、とても感じのいい人間だと、本気で思っているのであるから。
古本屋の日記 2011年12月19日