象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

お彼岸。

わりと、信心深い方ですので、秋晴れの今日はお墓参り。お花とお線香と亡き人の想い出と。最終的には一杯やっていい気分。お酒の燗を絶対人には任せなかったおじいちゃんはどんな気持ちで僕を見下ろしているだろうかと考えながら、暗くなった星田の夜道でお化けバスが来るのを待つ。

「窓から手を振っているのは誰だったかねえ、玄さん。」

古本屋の日記 2011年9月23日