無口になった僕は
ふさわしく暮らしてる
いいわすれたこと
あるけれど
(RC サクセション 多摩蘭坂)
今日の市場は、外野席の一番外れにおった気分やね。試合が、遠い。……。
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そんで、雨。
この秋はできるだけ静かに暮らそうと思っているのですが、果たしてそれが可能かどうか。黙り込んで内側にぽろぽろとこぼれ落ちてゆく切ない言葉を、秋の、おっさんお鼻歌として、湿った虚空に押し出す。鼻歌って、モノによっては眼で見えるんやね。手で、変なもん掴めそうや。
僕、喋ってないからね。ぜんぜんね。と、無口な僕に話しかけるのは、やっぱり、ひとりごとに聞こえるやろからやめよ。ひとりのときに、なんも、喋る必要ないやろ。と思うけど、口つぐんで、鼻がぶーぶー節つけて云うてたらよけい、不気味か?
鼻歌やめるか、無口やめるかせな、まともに息できへん。な。