古本・版画・建築書・骨董の出張買取 古書 象々 > 象々の素敵な日記 > 古本屋の日記 > 虚無への、供物。 虚無への、供物。 古本屋は、虚しいモノになにかを捧げつづける、とても宗教的な存在なのだと、朝、目覚めてから、市場の準備に向かう間……歯を磨きながら早く歯医者に行かないとなあと思いながら……そう考える。もごもごとなにかを唱え続ける歯抜けの、司祭。 昨夜は、生中一杯250円につられて新しく開店した中華料理屋へ。変わった味の餃子と不思議な味の四川ラーメン。生で、ぐいっと流し込む。これもなにかに捧げられたお供え物、ひとつの祈りなのだと思う。それを食っている僕は何なのか? 記事作成:古書 象々 (2011年8月23日 更新) 古本屋の日記 2011年8月23日 次の記事:秋の声。 前の記事:浅瀬で、深まってゆくもの。 象々の素敵な日記一覧 ー建築書・版画・古本の高価買取ー古本の出張買取について ー古本、版画、骨董は古書象々へー 古本の出張買取のご相談