本当は、終戦と云うか敗戦というかなんだか訳のわからないモノに対して今日はこのブログで一席打(ぶ)とうと思っていたのですが、3番目の姉の、勢いのあるトークを前にだんだん自信がなくなって来て、もう一度厚生書店で昭和史の本を読み直してからまた来年、今日の分までしゃべりまくろうと思うそのことだけを終戦というか敗戦の日に書き記す。とにかく、戦争で死んだ日本人一人一人のの姿をできるだけ克明に思い浮かべる事(もちろん、戦争で死んだのは日本人だけではない事は重々承知致しております)。どのような言葉も、まずはそこから出発すべきではないかと。
「どうもなりゃしないさ。日本人じゃない者になって生きてゆくだけのことさ」
(奥泉光 浪漫的な行軍の記録)