今年は、かつて私であると思っていたわたしを私自身が決定的に裏切ってゆこうと思っているわけです。
遠い国の詩人の問いかけと答え。
何ゆえこうでなければならないのか?
こうである必要は一切ありません、ね。
歳を食って、開き直りが開き切りすぎて、近頃では私が私である必要性をますます感じなくなってきました。
しかし、今まで私であることで成り立っていた私の暮らしの居心地の良さを捨て去ることはなかなかどうして簡単なことではありません。
ですが、半ばを過ぎた人生の後半戦において、
そうでないものである可能性を、実践してみたいと思うのです。