古本・版画・建築書・骨董の出張買取 古書 象々 > 象々の素敵な日記 > 古本屋の日記 > 今日の絵画。 今日の絵画。 京都新聞社発行 須田国太郎画集より「発掘」 昭和五年の官展に落選した作品だということですが、私には荒涼とした土地に浮かぶ人と馬の影はとても好ましいように思われます。 ものに囲まれた生活をしているせいでしょうか?何もない荒野への憧れが強くあります。夢の中では、何も持たないことの不安と清々しさを同時に感じながら荒れた土地をどこまでも歩き続けてゆくのですが、そこから目覚めるといつでも、自分の持ち物が何も失われていないか、長い時間をかけて数え直しているのです。 記事作成:古書 象々 (2017年8月31日 更新) 古本屋の日記 2016年12月30日 次の記事:翌日の鬱。 前の記事:折々の東横掘。大晦日。 象々の素敵な日記一覧 ー建築書・版画・古本の高価買取ー古本の出張買取について ー古本、版画、骨董は古書象々へー 古本の出張買取のご相談