象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

大竹伸朗 カスバの男 モロッコ日記

ちょっと前にふわっと買い取った大竹伸朗の「カスバの男」特装本を今日改めて見ていると付いているはずの栞2枚の内の1枚がない。あわてて箱をひっくり返してみたりモロッコ革の本をパタパタやってみたりするもやっぱりどこからも出てこない。ああ。またやったな。古本屋としてはあかんところですが、買い取りの時、どうも`揃いもの`がきちっと揃っているのか確認するのを怠りがちです。全集ものや、版画の組み物など、よく確認もせず買い取って1冊1枚足りないということがしょっちゅうです。まあ、今回は、版画が欠けている、というような重大なミスではありませんし、栞が欠けているからと云ってさて幾らか安く買うものなのかどうか迷う所ですが、それでも、やっぱり、完本でないことには違いありませんので少々落ち込んでおります。

大竹伸朗

カスバの男 モロッコ日記特装本のオリジナル・エッチングとエディションシート、と、栞1枚。

大竹伸朗

箱、本体。

 

 

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古本屋の日記 2016年11月6日