去ったのは僕ですから。
失われた五年を追って、夏の平塚を歩く。海を見て、じょーらんぱりからにびーる。窓の外をべんかめの社長が通っても、もう話しかけることはできない。知っている場所をたくさん歩いても、もう僕とは無関係なんだね。
古本屋の日記 2011年8月5日