象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

芝居を観にゆく。

昨夜はタニマチ金魚の「爆弾とカフェ」を観に行きました。個人的な思いも色々あって、なんだかいつもよりドギマギした感じでいたので、男前のエミさんを直視することができませんでした(あとで、ジュン君全然笑ってへんかったと云われる始末)。僕には、人の気持ちの奥深くを推し量ることはできません。ただ、役者としてあるかぎりは牧野エミは大丈夫なんだなと、舞台であるカフェの床をコツコツならして歩く足音や田原塚調の台詞の端々から感じる事が出来たような気がします(僕も笑ってましたよ)。痛みを知るものだけがほんとうに何かを語る事が出来る、或はほんとうに沈黙する事が出来る。エミさんが自らの人生を引き受け立ち続ける強を、これからの舞台やラジオで活かしていってほしいと、なにも痛みを知らない古本屋はおこがましくも思うのです。

 

演劇 芝居 映画

田原塚歌劇団 金組 美倉コウ(楠見薫)さんの暑中見舞い

笑。

古本屋の日記 2011年7月31日