象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

読書感想。

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ドストエフスキーばりの総合小説、という評価は持ち上げ過ぎかと思われます。世界について、宗教について、お勉強した成果を登場人物達に語らせるのに一生懸命になりすぎて、肝心の物語がおざなりにされている、と感じるのはわたしだけでしょうか?世界について、宗教について語りたいのならもっと緻密な言葉を。物語が必要なら物語のための`何か`を。

作中、`何か`という言葉が多く出てくるのにもかかわらずやっぱり`何か`が欠けている、と思うのは、わたしだけでしょうか?

 

 

古本屋の日記 2015年9月6日