高い高い空から長い長いロープが垂れ下がっていてその青い空からずうっと目をおろしてくるとそこに首つり人がぶら下がっている。そんなイメージを何かで見たのかそれとも読んだのか?本町のビルビルの間の空からおんなじようにロープが垂れ下がっていて人がぶら下がっている。足の先が地面に届きそうで届いていない。ぶーらぶーらと風に揺れてゆっくりと回転している。こちらを向くが、顔はぼやけて分からない。
白日夢。
古本屋の日記 2015年4月21日