象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

ブラック怪談。無痛。

組合へ、チャリでふらふら本を運ぶ。ちょっと、店の中を片付けようと思って。

2回ほど往復して、息が切れて、片付中止。

家で、おぼちゃん関係の録画を観ながらパソコンをいじる。そういえば、テレビが新しくなって、録画がなんぼでも出来るようになってから、ツタヤで映画のDVDを借りることがなくなりました。だらだらと無限に続くつまらない映像の洪水に、わたしの大切な時間がどんどん絡めとられてゆきます。よくよく考えてみると少しも面白くはないのですが、テレビの前を離れる事が出来ない。一種の、麻薬です。痛みのない、テレビのお部屋……。

 

仕事をやめて、テレビもやめて、ベットにごろりと横になる。

古いひばり書房の怪談のアンソロジーをぱらぱらとめくる。

旧ひばり

浜慎二、山上たつひこ、小島剛夕、いばら美喜、古賀新一……。そうそうたるメンバーで、なかなか読み応えがありますが、子供の頃に感じたであろう恐怖心をたぐり寄せようとしても、あの新鮮な感覚はもどってきません。

 

 

 

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古本屋の日記 2014年4月10日