一日真面目にお仕事。黙々となんやかや。夕方、お客様に送る建築雑誌の山を梱包するも、重量が重過ぎてゆうパックでは発送出来ないことに気づく。んで、古書会館にえっちらおっちら運び込み、組合御用達の配送にお願いすべく荷造り。作業を終え三階からハマ氏と降りて来たた山ちゃんに、井の形に紐掛けしてもらう。重いですからね、配送の兄ちゃんへの思いやりです。「象くん、ちゃんと見て憶えなさい」と山ちゃん。世儀さんにも、よく云われます。なんでもちゃんと勉強しなさいと。
「そやね……ま……寒いし、ちょっと一杯行きますか?」
「ま、行きましょか」