なぜか、マジすか学園2で、ゲキカラが優子さんの言葉としてセンターに語った「理由のない喧嘩は勝っても負けても虚しい」という言葉を反芻しながら古典会に座る。どうも近頃本屋鬱なのか、なにを見ても楽しまず、今日も人ごとみたいに古い本が流れてゆくのを眺める。何か買わなければと思うけれども、どうも、具体的な、買う理由が、見つからない。出張買取や店頭買取などでは、どのようなジャンルの本でもそれはお客様の要請によるものであり、こちらもそれが商売ですからきちんと相場を調べ対応し、双方納得のゆく取引をするという、まあ、理由とまでは云いませんがもっとはっきりとした物事の輪郭があるような気がするのですが……。市場では、近頃どうも、それがありません。これは、きっと、即売会や目録を全てヤメてしまったことによるマイナスの作用かもしれません。この本は目録用に取っておこう、これはあのお客さんが買うかもしれない、即売会が近いからこんな本も買ってみよう、などなど、具体的に目の前に差し迫った買う理由が消えてしまったわけですから。
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今日の唯一の戦果
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古い河内の手描きの地図、というよりも、それを、後の時代にトレーシングペーパーで写し取ったものであると思われます。交野郡を中心に我が星田村、私市、津田村、天野川沿いをずっといって枚方村、禁野、招提、その向こうまで、今では大きなバイパスに分断されてしまってわかり難くなりましたが、描かれている道の基本的な形は、田舎のことですから全く変っていないように思われます。売り物にはなりそうもないので誰も買い手がいなかったこと、地元に関係するものであること、が、買った理由です。ふにゃ。