象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

白尾国柱著「倭文麻環」

注文していた資料本がようやく届く。さまざまな怪異や軍記、故事などを、時の藩主島津斉興の命で国学者白尾国柱が書き纏めた鹿児島の昔の物語。

倭文麻環

象々所有の写本は、富岡鉄斎旧蔵とおぼしきもの。失われた著者自筆本や今に伝わる数種類の写本、明治期の活字刊本などには面白き挿絵が多く添えられているそうですが、残念ながら、この本には一図の挿絵もありません。悔し。

古本屋の日記 2013年10月17日