象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

雨。

いつもたらたらしているように見えて、その実、一日まったく古本の仕事をしないということはほとんどないのですが、今日は秋の長雨日曜日、横たわったまま一日雨音を聞いて、本など読んで過ごしました。

 

……いいか……………この世界はほぼ全て`普通の`人間のタメにできている。

普通を失ったものは孤独を感じてしまう…………。

だが本当の孤独を知る者は……本当の幸せを知ることができる。

古谷実 サルチネス 第一巻。

 

「まっこと苦しまねば、まっこと喜ばれねえ」

金貸しババアと一緒に殺されたリザヴェータが好きだったことわざ。

新潮社版ドストエフスキー全集第七巻月報 中村健之介 ドストエフスキーの分身たちより

古本屋の日記 2013年9月15日