象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

二日酔い。

数日、あまりお酒を飲まず、真面目に、お仕事、暮らしておりましたが、昨夜、またもとの、アルコールの仄暗い海の底に沈んで、きっとろくでもないこと、云ってたに違いないと、うとうとくよくよ、過ごす。

 

阿片耽溺者の酔ひざめ心地ーー日常生活へのいたましい推移ーー夢幻の帳のいまわしい落下ーー

(アッシャア家の崩壊 佐々木直次郎訳)

 

目に映るもの全てが荒涼と荒れ果てているような気がして、起き上がることができない。

古本屋の日記 2013年9月10日