組合の懸案である五階の片付け。人から見ればこんなもんは持っていてもしょうがないでしょうと思うものでも、その所有者から見れば、大切な何ものかもしれない訳で、なんでも、ぽんぽんと片付けてゆくわけにはいかないのです。振り返って自分の倉庫のことを考えてみると、あんまり人のこと云えたもんでもないと思いますが、まあ、全連に向けて、いろいろあきらめてながら片付けることは必要かと思います。暗い倉庫にいるより、安くても、明るい読者の方へ向かう方が、本にとってはいいのだと、思う訳です。本は、人が読むものですから。
片付け。
古本屋の日記 2013年3月23日