久々に、銀盤にほんとうの笑顔を見る。まるで、なんでもないように、苦しいことなんて一つもなかったかのように、奇麗な、それでいてあっさりし過ぎているようにも感じる着氷。不可能な領域への飛翔を可能にする(少なくともそのようなことが可能かもしれないと夢見ることのできる)そのスタートラインにようやく浅田真央が帰って来たのだといつもどうり大げさに感動しながらおじさんは芋焼酎を飲む。明日の、トリプルアクセル入の、白鳥が楽しみです。
トリプルアクセル。
古本屋の日記 2013年2月9日