象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

身軽に生きる

昨日のこと。

ホームページにもっと色々な本を載せようと、張り切って市場へ。普段、あまり買わないような本にも、思い切って入札。僅かですが、落札することが出来ました。と思ったら、どうやら買いかぶり。どうも、売値が、買値と、同じくらい。或は、売値が、買値より、下。戦前の、古い本はまあそれでもいいのだが、新しい本はだめ。いくらでも、安く売っている。ネットで調べてから入札する若い人の気持ちがわかる。昨日のあいつは、馬鹿だ。つい最近切手を落としたかと思ったら、昨日は、儲かりもしない本を、落とした。彼も、僕でないことにしよう。知らない間に、見知らぬ本があった。僕は、得だね。ああ、だんだん、僕自身が少なくなって、とても身軽。楽ちん。ちなみに、古書研のブログに変なことを書いている奴、あれも、僕ではない。うまく、忘れる術。

 

市場のあとフルカワと一杯。最近真面目に働いてると思っていたら、あたらしいパフォーマンスの計画を、延々と聞かされ、あきれる。古典に、土足で踏み込むか、宙に、浮くか。えいっ。うまく、忘れる術。

古本屋の日記 2011年6月7日