象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

今日の一冊は箸です。

煎茶道具

箸は、一冊とは云いませんが、根が本屋ですのでご勘弁を。

「石榴子園ー白竹菓子箸」

箸と云っても、そこらの箸とはちがいます。鉄筆彫刻の名工市川銕琅の作。いつ、なんどき、どんなもんでも買い取ります、という猪木イズムの継承者である象々は、時には箸も、買い取ります。白竹に石榴の絵。その下に「結果多佳子〜銕琅」と彫ってあります。箱も、立派です。ですが名工の作とはいっても、やっぱり箸は箸ですから、という考えもあり、さてさて、どうしたものか。ま、そういう時はいつものように、損得勘定の呪縛を離れて、ただの物好きになりきって、この箸で、なんか食ってみたらええやんーこのような箸で、ものを食すると、どんな気分がするか?ということを知るのも、古本、古道具稼業の大事な修行の内。さて、なにを食ったら楽しいか、思案三昧の日曜日です。

 

 

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古本屋の日記 2011年6月5日