象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

暮らす。

相変わらず、恥の多い人生でございます。昨日は、酔ってもいないのに、市場でフルカワと一悶着。人の状況を少しも考慮せず自分のことばかり主張するのは、やはり、我が事ながら感心できません。そんな人を遠くから見ると、背中にうっすら黒い雲がかかっているように見えるでしょう。そう、黒雲に猫背を覆われし者、それが象々です。偏狭なゾロアスター教徒のように、ありもしない自分だけの正義がいつかきっと勝利するのだと信じて疑わない、鰓の張った、顔の大きい、目スリの、こぶつや。ぶつぶつ。ーー象ちゃん、さようなら。わたしは君が嫌いになった。ーーとはいっても、この悪神と、離れて暮らせる訳でもなく。

古本屋の日記 2012年8月21日