昨夜のこと。同業の天の声氏、竹の声氏、暗い声氏、とともに、あの「グッピー・クッキー」で有名な堂垣園江先生と一杯。いや、二杯、三杯、今何杯、と言った状態で、半年間続けてきた禁煙も、終了。作家先生の前で、煙草を我慢するなどという無粋は、いけませんな。やっぱり、人生に必要なのは本と酒と煙草。ぷかりぷかりやりながら、はじめはおずおずと、だんだん弾けて、竹暗象の大声が店内に響き渡っておりました。酒よりも、久々のヤニは、効きますね。ハイになります。ましてや気鋭の美人作家を前にしてはーー堂垣先生、なにやら、この、古本業界に並々ならぬ興味をお持ちとのこと。いや、業界と云うより、古本界に生息する変な人々に、というべきか。いずれ、阿呆な古本屋を主人公にした「文芸ミステリー」を、書いていただきたいものです。
(写真:2007 光文社文庫刊 堂垣園江「グッピー・クッキー」ーーすぐ、本屋へ走るべし。古本ではなく、新刊のね。)
グッピー・クッキー
古本屋の日記 2011年6月2日