象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

ウブ出し商売。

厚生君と、象々がふわーっと買って来た本の山を眺める。「兄貴、これはとれまへんで」と云われ、兄貴も素直に納得する。どうも、あかんな。どうしてそのような査定になったのかといろいろ言い訳を考えてみても、ようするに目スリなわけで、この暑さのせいでぼおっとしていたのだと、お天道様を怨むより他ない。というか、世の中のマトモな思考全てに反対するならば、当然、儲かりそうなところを儲からないようにするのが筋ってもんさ。はは。有言実行。自分を、褒める。褒めて、うなだれる。日南が早く終わったのでmkくんに難波の寿司屋に飲みに行こうと誘われたけれども断る。わたしだけが残って、本の前でしょんぼりとしている。
古本屋の日記 2012年7月18日