象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

モー娘。を着る。

世はAKB人気ということですがわたしはなっちTシャツを着て某大型書店へ立ち読み調べもの。林美一の艶本集成歌麿を開きパラパラとお目当ての本が紹介されているところを探し象々所有の作者絵師共に不明のわ印と序文を読み比べわたしの考えが間違っている事を確認する。AKBカフェの前を通りさらにNMBショップの前を旧体制派のテロリストのような気持ちで進む。そんで、寂れつつあるTUTAYAでDVD4本。園子温2本と多部ちゃんのドラマ2本。待望の「ヒミズ」を観る。原作と違い、ラストで死なない住田をどう処理するのかが注目される所ですが……。とにかく、賛否はともかくとして、よろめきながら生きる方へと走り出す住田を、そのへんの励ましソングの空虚さをあざ笑い粉砕するかのように励ましつづける献身的な伴走者の存在に心揺すられ、強引ではあるけれどもある程度説得力のあるものとなっている、ような気はします。頑張れ住田。「熱海の捜査官」に出ていた女の子の熱演に感動す。

古本屋の日記 2012年7月8日