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小津安二郎 映画の詩学 | デヴィッド・ボードウェル著 | 青土社 | 映画・評論

書籍情報

書籍名
小津安二郎 映画の詩学
著者
発行年
1992年 初版
出版社
青土社
状態
ハードカバー・帯付・ビニカバあり、ビニカバ背上部少破れ(写真参照)
サイズ
約217×160×40mm
備考
609ページ+索引など43ページ
定価:8,400円(税抜)
価格
¥3,600

※価格は全て税込みです。
※別途送料
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小津安二郎の全作品・全カットを徹底分析

小津安二郎は、映画メディアの可能性を革新的に追求した日本を代表する映画監督。

本書は、アメリカの映画理論家 デヴィッド・ボードウェルが、小津安二郎の全作品、全カット、コマ数にいたるまで、そのフォルムの全てを詳細に分析した、小津映画解剖論。

作品、カット割りなどを図版も挟みながら解説。

 

<目次>

序論

第一部 詩学の諸問題

1.経歴

映画作家の伝説 / ある日本人の生涯 / 監督歴の諸段階

2.背景

商業的な産業 / 装飾的文体 / 伝統的映画作法か?

3.素材

日常的な現代性 / 破棄された明治の公約

4.構造、制限、戦略

統一のための力 / 八岐の園 / 深刻ではない仕事

5.内在的規範に向かって

理由のない映像 / 脱中心化された円 / 脇にある空間

6.自由と秩序

胡桃のサーカス / 規則に従わないもののための規則 / 主要音と副次音 / 注意力を要する行為

7.枕とカーテン

詩と詩学 / 三人のアメリカの師

8.用途と効果

表出、反映、徴候 / 観客は何を欲しているのか?

第二部 全作品

1927年『懺悔の刃』

1928年『若人の夢』『女房紛失』『カボチャ』『引越し夫婦』『肉体美』

1929年『宝の山』『若き日』『和製喧嘩友達』『大学は出たけれど』『会社員生活』『突貫小僧』

1930年『結婚学入門』『朗らかに歩め』『落第はしたけれど』『その夜の妻』『エロ神の怨霊』『足に触つた幸運』『お嬢さん』

1931年『淑女と髯』『美人哀愁』『東京の合唱』

1932年『春は御婦人から』『生まれてはみたけれど』『青春の夢いまいづこ』『また逢ふ日まで』

1933年『東京の女』『非常線の女』『出来ごころ』

1934年『母を恋はずや』『浮草物語』

1935年『箱入娘』『鏡獅子』『東京の宿』

1936年『大学よいとこ』『一人息子』

1937年『淑女は何を忘れたか』

1939年『お茶漬の味』

1941年『戸田家の兄妹』

1942年『父ありき』

1947年『長屋紳士録』

1948年『風の中の牝雞』

1949年『晩春』

1950年『宗方姉妹』

1951年『麦秋』

1952年『お茶漬の味』

1953年『東京物語』

1956年『早春』

1957年『東京暮色』

1958年『彼岸花』

1959年『お早よう』『浮草』

1960年『秋日和』

1961年『小早川家の秋』

1962年『秋刀魚の味』

付録 数量的見地からみた小津作品

用語解説

訳者あとがき

参考文献

原註

索引

 

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ヴァルター・ベンヤミン 複製技術時代の芸術 | 晶文社クラシックス | 写真・映画・芸術評論

 

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