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猫絵の殿様 領主のフォークロア | 落合延孝著・吉川弘文館 | 民俗学

書籍情報

書籍名
猫絵の殿様 領主のフォークロア
著者
発行年
平成8年 初版
出版社
吉川弘文館
状態
ハードカバー・帯付、地に少キズ、コンディション概ね良好、多少のカバー擦れ・汚れ・キズはご容赦下さい
サイズ
約198×140×20mm
備考
232ページ
価格
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「呪術者」の殿様、新田岩松氏の猫絵とその時代

江戸時代に実在した「呪術者」の殿様・新田岩松氏が描いた猫絵は、鼠を追い払うとされ珍重された。

養蚕の盛んな地域では、養蚕飼育の上で鼠は大敵とされ、新田猫絵が鼠除けの効果があるとものと信仰されていた。

人々がその権威を求めて集まる中、幕末、殿様は彼らを糾合して倒幕運動に立ち上がる…

本書では新田岩松氏と領民たちが生きた時代の地殻変動を分析し、近世社会を再考する。

<目次・略>

はじめに

一. 年中行事からみた領主と農民

1.岩松氏の支配と下田嶋村

2.年中行事の諸儀礼

3.領主の勧農機能

二. 村の事件簿

1.領主・家臣・百姓

2.さまざまな事件

三. 殿様と「呪術」

1.領主の祭祀機能

2.在地の信仰習俗とのつながり

四. 貴種の血筋と権威

1.由緒・出入りの人々

2.武家屋敷への駆込み

3.新田官軍の決起と挫折

おわりに

付表 / 参考文献 / あとがき

 

*猫にまつわる民俗学の本はこちらにも*

猫の幻想と俗信 ー民俗学的私考ー 習俗双書第九 | 習俗同攻会 | 民俗学

 

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猫絵の殿様 領主のフォークロア | 落合延孝著・吉川弘文館 | 民俗学
歴史・地理・民俗 2020年3月5日