焼物の本｜柳宗悦著バーナード・リーチ / 河井寛次郎 / 浜田庄司述著｜美術・工芸・民芸

工芸の神髄　ー民藝の父・柳宗悦と三人の陶芸家の協作

昭和28〜29年にかけて、柳宗悦は『焼物の本』と題する書物を準備していた。

この年の2月、浜田庄司と8ヶ月に及ぶ欧米巡遊の旅から、戦後初めて日本を訪れるバーナード・リーチを伴い帰国。

リーチ訪日中の仕事の一つとして、河井寛次郎を加えた4人で焼物に関する本を出す計画を立てる。

3人の陶匠が柳宗悦とともに焼物を談じ、それを柳が整理し著述するという方法により、リーチ滞日中の時期を活用して座談の場を設け、離日までに柳が整理を完了するという段取りであったが、作業は完成に至らず、昭和36年5月柳は逝去し『焼物の本』は未完に終わった。

その後長い時を経て、この貴重な草稿は、日本民藝館創立50周年を記念し、一冊の本として甦ることとなる。

カラー図版8点収録。

＊柳宗悦に関するその他の書籍はこちら＊

工芸・民芸・陶芸に関する古本の買取は、古書象々へご相談ください。

詳しくは古本の出張買取についてをご覧ください。お電話フリーダイヤル0120-313-002、メールでのご相談は古本買取のお問い合わせにて承ります。大阪、京都、奈良〜近畿一円、古本、版画、建築書、骨董など全国出張査定／買取いたします。