書籍情報
- 書籍名
- 月映の画家たち 田中恭吉・恩地孝四郎の青春
- 著者
- 田中清光
- 発行年
- 1990年 初版
- 出版社
- 筑摩書房
- 状態
- カバーヨゴレ、キズ、擦れ・帯付
- サイズ
- 約216×158
- 備考
- 巻頭カラー 8ページ
- 価格
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魂を揺り動かす、月映の画家 田中恭吉・恩地孝四郎の物語
月映の画家、田中恭吉・恩地孝四郎。
この二人の画家は、1891~2年に生まれ、ともに上野の美術学校に入り、青春期を東京で過ごし、大正初期という新しい芸術、思想の芽生えの時代を、当時はまだ未知数だった木版画によって、独自の表現で切り開いていきました。
本書は、世紀末から新しい時代へと移行する過渡期の中で、見る者の魂を揺り動かす二人の画家の、仕事への向き合い方、考えや生活、といった生きた姿、「月映」から「月に吠える」に及ぶ全行程を辿る一冊。
同志 萩原朔太郎
『思ふに恭吉氏の芸術は「傷める生命(いのち)」そのもののやるせない絶叫であった。
実に氏の芸術は「語る」といふのではなくして、殆ど「絶叫」に近いほど張りつめた生命の苦喚の声であった。
私は日本人の手に成ったあらゆる芸術の中で、氏の芸術ほど真に生命的な、恐ろしい真実性にふれたものを、他に決してみた事はない。』ーーーー萩原朔太郎(帯文より)
*田中恭吉に関連する本はこちらにも*
「田中恭吉展 TANAKA KYOKICHI a Retrospective」
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