書籍情報
- 書籍名
- カルロ・スカルパ Carlo Scarpa Glass of an Architect
- 著者
- Marino Barovier
- 発行年
- 1999年
- 出版社
- SKIRA
- 状態
- カバー少端折れ・カバー少へこみ・223p下にキズ
- サイズ
- 約288×247×厚み33
- 備考
- テキスト言語：英語
全303ページ - 価格
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カルロ・スカルパ、ヴェネツィアに生まれて
建築家 カルロ・スカルパは、1906年 イタリア・ヴェネツィアに生まれ、17歳で建築家ヴェンチェンツォ・リナルドの事務所で働き出します。
王立ヴェネツィア美術アカデミーを卒業後、建築事務所に就職しますが、経験不足で建築士の資格が取れず、事務所も解雇されてしまいます。
ガラスデザイナーとしてのカルロ・スカルパ
その後カルロ・スカルパは、「カッペリン社」(M.V.M Cappellin&C.)でガラスデザイナーとして働きます。
1932年からは「ヴェニーニ社」(Venini&C.)と共同制作を始め、約16年に渡り、ガラスデザイナーとして、活躍することとなります。
本書は、1926年からのカルロ・スカルパの現存するガラス作品を網羅した作品集です。
1926-1931年までの「カッペリン社」で手がけた141作品、1932-1942年までの「ヴェニーニ社」での286作品を収録。
多数の作品写真、ドローイング、テキストなどの豊富な資料で構成。
工房内の写真からは、当時のヒストリーもうかがえる、内容となっております。
ガラスデザイナーとして活躍し、建築家としてさらに花開いたこの経歴は、ヴェネツィアという地で生まれ、類い稀なる才能を持ち合わせた、カルロ・スカルパにのみ与えられた天命だったのでしょう。
＊カルロ・スカルパに関するその他の本はこちらにも＊
カルロ・スカルパ：クエリーニ・スタンパーリア財団 ARCHITECTURE IN DETAIL （日本語版）
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