水の都の古本展、終わる。お買い上げ下さったお客様、ありがとうございました。普段は日陰でこそこそ生きているわたしですが、久々に陽の当たる場所に出て商売をして、やっぱり楽しいし、いろいろと勉強になりました。大阪古書研究会の皆様にも、感謝いたします(わたしも会員ですが……)。なーんてね。それは、まあ、お愛想です。
青い蟻たちが作る豊饒の輪
神様 黄金の指 竈の女スフィンクス
なぜ彼女の首を絞めるの なぜ
雷が落ちた後から軍隊の行進が爆発する
ぼくの絶望の錫のパイプ でもなぜ いったいなぜ?
だからだからいつもそれでも道はある
きみはぼくの雨にちがいない ぼくのまわり道 ぼくの薬局 モウ泣カナイデ
泣カナイデ お願いだから
水の都で買った文庫本〜 ツァラ 詩編25+1より わが暗闇の大きい嘆き一番〜塚原史訳
ツァラは、学生時代の、わたしの、一番の、文学ヒーローでしたがね。祭りが終わった淋しい夜に、一人読んでいると、もう、なんだか自分が、