ワルター・グロピウス　バウハウス校舎（デッサウ）ARCHITECTURE IN DETAIL（日本語版）｜建築書

バウハウスの洗練されたガラスのカーテンウォール

本書は、PHAIDON刊行「ARCHITECTURE IN DETAIL」シリーズの日本語版。

ドイツ近代建築の巨匠ワルター・グロピウスは、バウハウス創立者。

本書は彼が設計した、バウハウス校舎（デッサウ）を多数の写真と図面などの資料で解説していきます。

世界の歴史的な近代建築をより良く知るための一冊です。

『デッサウのバウハウスは、このデザイン学校の革命的な新思想を抱括するものであり、先駆的教育機関のモデルとなった建物である。

組み合わせれた立方体、鉄筋コンクリートの骨組み、ガラスのカーテンウォールによって成り立つこの建物は、近代建築運動における形態と空間の新しいコンセプトを結晶させた最初の大型建築物であった。

バウハウスの創立者ワルター・グロピウスの設計したこの建物は、手仕事と知性の融合という彼らの理想を力強く表現している。

職能学校と図書室をひとつのブロックにまとめ、目をみはるようなガラス張りのファサードを備えた別の大きな建物に工房を置いた。

近代建築運動の最も有名な建築物のひとつであるデッサウのバウハウスの抜きん出た特徴は、近代的な素材の果敢な採用ばかりでなく、科学と手工芸の世界を見事に共鳴させたことにある。』

（本書解説文より）

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