まもなく終了の「ディズニー・アート」展へ
なんとか間に合いました。
いつも展覧会終了ぎりぎりになってしまうのは、なぜでしょうか…
こんにちは、スタッフZです。
招待券を頂いていたので、行かなきゃ行かなきゃ、と思いつつ、こんなギリギリセーフでやっと見に行けた「ディズニー・アート」展。
現在、大阪市立美術館にて開催中です。
柄にも無く、ディズニー?とお思いでしょうか。
いえいえ、結論から言いますとこの展覧会、すばらしいの一言でした。
今回の展覧会は、ディズニー・アニメ作品の原画、コンセプト・アート、製作プロセス、歴史など、作品を通してディズニーの歩んで来た道を紐解いて行くという内容。
構成は2部に分かれ、第1部は、1929年ディズニーが初めてアニメーションを手がけた作品から、1960年代頃までの作品。
アナログの時代ですね。
第2部は、デジタルの時代。
作品がほぼミュージカル主体、CG製作へ移り変わって来た1989年以降の作品展示。
もちろんわたくし、第1部が好みでして。
これにかなりの時間を費やしたので、2部は殆ど駆け足となってしまいました…
天才 メアリー・ブレアに脱帽!
その中でも、私が一番気になったアーティストが、メアリー・ブレアという方。
この「不思議の国のアリス」のコンセプト・アートを手がけているのもこの方なんです。
「不思議の国のアリス」以外にも、「シンデレラ」「ピーターパン」などのコンセプト・アートを手がけ、退社後もウォルト・ディズニーより「イッツ・ア・スモール・ワールド」を任されるという、素晴らしい才能の持ち主。
メアリー・ブレアの作品はどれも個性的で、彼女が描いたと一目見て判る独特のタッチ。
その他にも、素晴らしいアーティストたちの超絶な技巧が盛りだくさんの、かわいいだけじゃない!展覧会でした。
案の定、作品を凝視しすぎて、帰り道はフラフラー…
ディズニー・アニメーションを知る一冊は当店にも
さて、これに絡めて当店の取扱い古書の宣伝、宣伝。
この展覧会の内容にぴったりな、一冊、あります。
1929年の初期作品から、出版された1980年頃までの作品の原画・セル画をフルカラー図版とテキストで構成。
展覧会の興奮冷めやらぬ方に、おすすめの一冊です!
図録も良いけど、たまにはね。
「Treasures of Disney Animation Art」はこちら
かわいいピノキオが表紙!
こちらのバンビの原画は、展覧会にも展示されていました!
そして、大好きなアリス。
大阪市立美術館で開催の「ディズニー・アート」展は1/21(日)までです。
あと少ししかないですが、間に合ううちに!
*ディズニーに関する本はこちらにも「ウォルト・ディズニー ファンタジーの世界」*
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