恩地孝四郎　色と形の詩人｜画集・図録

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恩地孝四郎は日本の抽象画のパイオニア

本書は創作版画の推進者として、日本近代美術史上に不朽の足跡を残した恩地孝四郎の活動を紹介する展覧会図録。

展覧会は1994〜1995年にかけて、横浜美術館、宮城県美術館、和歌山県立美術館にて開催されました。

1914年盟友田中恭吉らと共に、同人誌「月映」創刊、その後も版画家、装幀家、写真家、詩人、あらゆる顔を持つ芸術家として活躍した恩地孝四郎の魅力が詰まった一冊。

色彩とフォルム、その前衛的な表現を通じて、版画というメディアを日本の近代美術の中に確立した恩地孝四郎は、ブックデザイナーとしても優れた人物です。

この一冊から私たちは、マルチ・タレントとでもいうべき多才で総合的な芸術家・恩地孝四郎の類まれな才能を目の当たりにせざるを得ないでしょう。

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