古本・版画・建築書・骨董の出張買取 古書 象々 > 象々の素敵な日記 > 古本屋の日記 > 明け方に紙魚を見つける。 明け方に紙魚を見つける。 明け方。 枕元に積んである本の山の隙間に紙魚のくねくね泳いでいるのを見つけちり紙でつまんで悪いけれどもこの世からおさらばしてもらう。。 翌日も、その翌日も、ぼんやりと本の山を眺めていると必ずそこにくねくね泳いでいる紙魚を一匹見つけその度にちり紙でつまんでその存在を消してゆく。 紙魚は本が好きらしい。けれども紙魚は本を読まない。 私は紙魚ほど本が好きではないけれども、退屈しのぎに紙魚の読まない本を読む。 もう眠れず、明け方に一冊一冊手にとって、本のページを捲ってゆく。 記事作成:古書 象々 (2017年8月31日 更新) 古本屋の日記 2017年7月4日 次の記事:大阪市城東区でプロレス&ボクシングの雑誌買取 前の記事:二度寝に紙魚の夢をみる。 象々の素敵な日記一覧 ー建築書・版画・古本の高価買取ー古本の出張買取について ー古本、版画、骨董は古書象々へー 古本の出張買取のご相談