象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

冬の雨。ソクラテスの弁明。

冬の雨は憂鬱です。

引きこもって、一日ネット作業、時々「ソクラテスの弁明」を読む。

ソクラテスやプラトンについて何にも知りませんが、その言葉の強い響きが良いと思う。

私も、生きるべき強い言葉が欲しいと思いますがね。なかなか、それは生まれません。

今日のような日には意味もなく落ち込んでいって何か縋るものがなければどんどんくらあい闇に引きずり込まれてゆくような。

 

プラトン描くところのソクラテスの言葉には掴まるに足る強さがあります。

 

しとしと。

しとしと。

雨。

ああ、アテナイ人諸君。

 

古本屋の日記 2017年2月5日