大木こだま先生が古書会館で古本の実演販売の仕方を講義する。
松尾さんの家で貴重な漫画を合本してゆく作業。色々本を物色しながらクラインさんに「これやってること松尾さんに云うてるか?」と聞くと、いつものごとく(と私には思える…)「そんなん後からでもええんとちゃうん」
「そらあかんやろ。こんなん勝手にやられんのめちゃ嫌がんで。電話しいや」
『ええやろ。そんなん」
「あかん。早よし」
渋々電話しようとするクラインさんを見ながら勝手に上がって合本なんかしてしもてほんまに大丈夫かなと不安に思う。