「伊予のなにがしというところにしるべがあるのでそこへ行きたい。こういう業病で人の歩く道をまともに歩けず、こういう道を歩いてきたのだが、四国には自分のような業病の者が多く、そういう者のみ通る道があって、それを通ってきた。西之川山へ出ないでなにがしへ行く道はないだろうか」宮本常一「山に生きる人びと」より、愛媛と高知の間にある山中で出会ったレプラ患者の老婆の話。
ヨーロッパ中世のレプラ患者は出歩くときにはガラガラを持ち、人と出会い頭にならぬよう自らの存在を知らせながら歩いていたという話を何かで読んだ記憶があるのですが、あれはなんと云う本だったでしょうか?気になります。
一冊読めばまた一冊気になる本が現れ、きりがありません。
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