象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

二日酔い、コルタサル、遠山の金さん

昨日。

日南会、豊書会の初市。組合の一階も二階も振る舞い酒に溢れ?ておりました。市場終了後もつ鍋屋、韓国料理屋、フランスと梯子酒。家に帰ると鞄の中に探していたコルタサルの「石蹴り遊び」。そうか、山ちゃんに貰ったんか。うれし。

 

本日は焼酎マッコリ赤ワインが複雑に入り交じった強烈な二日酔い。

組合の三階で矢野さんが(中村梅之助の)遠山の金さんの主題歌を

 

気前が良くて

二枚目で

チョイとやくざな

遠山ざくらーー

御存知

長屋の金さんに

惚れないヤツは

悪人だけさ

オット金さん

まかせたよ

 

と歌っているのを聞いて

`ご存知ながら`の金さんだったのではないでしょうかとしたり顔で間違いを指摘、

一応念のためyoutubeで確認するとやっぱり`長屋`で、赤っ恥をかきました。

よく考えると`ながら`ではありきたりすぎますし、金さんはやっぱり長屋です。

……。

わたしにはこのような微妙な憶え違いが沢山あります。

 

微妙を無数に重ねて行けばそれはものすごい違いになるのではないでしょうか?いま何となくわかったような気でいる自分というものも、なにかとんでもない憶え違いによるものではないかと不安になります。

 

 

古本屋の日記 2016年1月7日