象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

ひとり謝る

ちょっとした風邪やなんかよりも、はるかに苦しい、二日酔い。もう、生きているのが嫌なくらいです。僕は、何故、あんなに楽しそうに、時に偉そうに、饒舌に、話し続けるのだろう深夜まで。世界の、真実を知っているんだと云わんばかりに堂々と、酔っぱらって、明日の、可哀想な自分に、思いが至らないのは、何故だろう。四十を過ぎて、余計に、よぼよぼ。本を、読むことさえ出来ない。ゆるゆるの饂飩をすすって、辛うじて、生きている感じ。何故だか無性に、謝りたくなる。誰に、と云うわけでもなくーー声に出してみる。どうも、すみません。

 

 

 

お酒に関するエッセイやなんか、世の中にはこんな酔っぱらいもおるんやと、僕を安心させてくれるような本〜

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古本屋の日記 2011年7月12日