昭和12年に始まる第三次海軍軍備補充計画によって建造された、いわば同期艦とも云うべき戦艦大和と空母瑞鶴ーー。
太平洋戦争における一番の殊勲艦と呼ぶに相応しく、真珠湾攻撃からエンガノ岬沖海戦まで、常に最前線で戦い抜き、数少ない帝国海軍の正規空母としての任務を全うし尽くして沈んだ瑞鶴と、史上最強の戦艦として生まれながらもその巨体を持て余しつづけ、ついには帝国海軍滅亡の象徴として、また、一億総特攻の先駆けとして、沖縄へ向かう海の途中で虚しく沈んだ大和。なんでかこの2隻の軍艦のことが頭を離れないこの夏の数日です。
軍艦瑞鶴進水記念絵葉書ー昭和14年11月
さらに、瑞鶴がレイテ湾に突入する栗田艦隊を支援するための囮としてエンガノ岬沖に沈み、日本の機動部隊が事実上消滅したその日、初の神風特別攻撃隊ーー敷島隊が、同じ空に飛び立った、というのも気になるところです。
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