初詣はいつもどうり星田の妙見さん。
例年にない寒さで、身が引き締まる思いでした。
初夢はこんな感じ。
オディロン・ルドン
石版画集「エドガー・ポーに」より「仮面は弔いの鐘を鳴らす」
ルドンの版画の中で一番好きな作品です。
非常に暗い絵にも思われますが、
鐘と鐘をゆらす綱と仮面の絶妙なバランス、
幽冥界になりひびく無音の鐘の音に耳を傾けていると、
なんだかとても気持ちが落ち着くような気がするのです。
少しユーモアもあるような気もしますし……。
はたして、
何を弔っているのでしょうか?
まだ生きなくてはいけないこちら側のもの全てを、でしょうか?